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平成23年度女子U-24(ユニバーシアード)日本代表チーム 第3次強化合宿(トルコ遠征) 第1戦 vsU-20トルコ代表

2011年7月6日

 本年8月に中国・深圳にて開催される「第26回ユニバーシアード競技大会(2011/深圳)」」に出場いたします、バスケットボール女子U-24(ユニバーシアード)日本代表チームは、6月30日(木)~7月2日(土)にJXサンフラワーズにて第2次強化合宿を実施し、その翌日の7月3日(日)に第3次強化合宿(トルコ遠征)へ出発しました。滞在2日目、U-20トルコ代表と遠征初戦を迎えました。

 今年度、ユニバーシアード代表の初めての海外チームとのゲーム。2m以上の選手2人を有するトルコの高さやパワーに序盤ペースがつかめず、第1ピリオドで12-26と最大14点ビハインドまで広げられるも、日本#13伊集や#14篠崎の活躍で、チームのスタイルとしているプレッシャーディフェンスからブレイクでの得点でペースを掴む。しかし、大事な場面でミスが目立ち、89-95の6点ビハインドで試合終了となった。

 第1ピリオド、スターティングメンバー #4天野、#5佐藤、#6栗原、#9阿部、#11園田。試合開始からトルコの高さに対してパスミスを連続し、ターンオーバーからのブレイクで失点が続く。3分間ノーゴールだったが#4天野がようやく初得点をあげ、#5佐藤のスティールからのブレイクなどで徐々にリズムを取り戻す。#10藤岡、#13伊集、#14篠崎、#7松澤と交代で出た選手が積極的に攻撃し最大14点ビハイドを9点差まで巻き返し28-21で第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、スターティングメンバー#4天野、#5佐藤、#7松澤、#9池内、#14篠崎。日本は、オールコートディフェンスも効き始め、相手のミスを誘いブレイクからの速い攻撃で得点を重ねる。一方のトルコは、セットオフェンスを中心に攻撃し、アウトサイド陣のアグレッシブな1on1などで得点を重ね、日本が3点ビハインドでのラリーが続く。残り2分、日本の連続3Pシュートで1点差まで詰め寄るが追い抜くことができず、逆にドライブなどで得点を許し45-51で前半終了。
 
 第3ピリオド、スターティングメンバー#4天野、#5佐藤、#6栗原、#11園田、#14篠崎。後半開始から#6栗原、#14篠崎の連続3Pが決まり、同点とする。しかし、ここからトルコのインサイド中心の攻撃にファウルが重なり、フリースローなどで徐々に点差を広げられる。オフェンスでもタイミングが合わずパスミスが増え、66-77の11点ビハインドで最終ピリオドをむかえる。

 第4ピリオド、スターティングメンバー#4天野、#5佐藤、#7松澤、#9阿部、#14篠崎。日本は、変わらずオールコートのプレッシャーディフェンスで積極的にスティールを狙い、#5佐藤や#14篠崎らの1on1など速い展開での攻撃で得点が決まりだす。残り1分半、#10藤岡の得点で1点差まで詰め寄る。しかしここから得点が伸びずリバウンドも相手に支配され、ファウルがかさみ、フリースローの得点を与える。結局、89-95の6点ビハインドで敗戦した。

 本大会に向けて、高さやパワーのあるチームとの対戦を実際に選手が実感したことで、より高さやパワーへの対応、課題発見ができる場となった。

 次回は、7月5日の18:00より、U-18エジプト代表と対戦する。