ニュース

「東日本大震災」被災地復興支援 男子日本代表国際親善試合2011 第2戦袋井/掛川/磐田大会 in エコパ 前日記者会見ならびにチケット情報

2011年7月1日

 第1戦が行われた岡山県岡山市を後にした両チームは舞台を静岡県袋井市へと移し、明日(7月2日(土)14時)行われる「東日本大震災」被災地復興支援 バスケットボール男子日本代表国際親善試合2011(兼 第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピック アジア地区予選 壮行試合)の第2戦 袋井/掛川/磐田大会 in エコパへと向かいました。到着後まもなく練習を行い、記者会見が開かれました。

 第2戦の開催地に到着したジョン・パトリックヘッドコーチは、「ヴュルツブルグと似ています。ヴュルツブルグはワイナリーのある緑が多いキレイな街です。掛川には初めて来ましたが、私たちの街と同じようにとてもキレイな環境だと選手たちとも話していました」と、エコパアリーナ近辺の印象を語ってくれました。

 チームを作り始めたばかりのエス オリバー バスケッツ ヴュルツブルグですが、第2戦での勝利へ向けて#25オリバー・クレイ選手は、「昨日の試合では日本のゾーンディフェンスにかなり苦みました。チームとして調整が不十分な点はありますが、明日の第2戦までにまだ練習ができますので、前回の試合の反省点を生かし、明日は勝ちにいきます。残された練習時間を有意義に使って、しっかりとコンディションを整えていきたいです」と意気込みを語りました。

 昨日の対戦をトーマス・ウィスマンヘッドコーチは、「相手はタレントが揃っている良いチームです。残りの2試合は、よりチャレンジしていく試合になっていきます。彼らも日本の環境に慣れて、練習を重ねてチームとしてもタイミングが合ってくると思います。昨日は我々のゾーンディフェンスに苦しんだ部分はありましたが、しっかりスカウティングをして対応してきますので、残りの2試合で我々がどのようなバスケットができるのかすごく楽しみです」と語りました。

 キャプテンの網野友雄選手は、「今大会に入る前にリバウンドを課題として挙げていましたが、昨日の試合ではトータルリバウンド数で負けています。明日の試合ではリバウンド数で上回れるように意識し、チーム全員で成長できるように頑張っていきたいです」と話し、東海地方の愛知県出身の太田敦也選手は「昨日の試合は、ベンチにいる選手とコートに出ている選手がともにチーム一丸となって戦えたことが勝てた要因です。個人としてもプレイタイムは短かったですが、初めての試合で、初得点することができたので、明日の試合でも得点に絡めるように頑張りたいです」と第2戦への抱負を語りました。

 また今大会は、東日本大震災被災地復興支援としても開催していることについて柏木真介選手は「僕たちはバスケットボールを通して被災地の方々のために何が出来るかを考えた時に、勝つことはもちろん、ハードにプレイをして元気や勇気、希望を与えられることが一番だと思っています。この大会を通じて一生懸命プレイすることで、被災地の方々に元気を与えられるのではないかと思って取り組んでいます」と語りました。

■<第2戦袋井/掛川/磐田大会 in エコパ チケット情報>

 第2戦袋井/掛川/磐田大会 in エコパの前売券は販売を終了しました。
 明日は、当日券を10時より会場正面入口にて発売します。是非会場へ足を運んでください。